私が『新日本延命学とカイロプラクティック』という治療に出会ったのは40年以上前の事です。
当時、具合の悪かった70歳の母の為に知人から勧められて知りました。
最初は半信半疑でした。
この治療の大きな特長は身体の筋肉をほぐし、癒着を取って血液の循環を良くし、骨の歪みを矯正する事。
その結果、人間は自分で治癒力が働き、健康な身体を維持できることが出来ると知りました。
85歳になった現在、特に具合の悪く感じる所もなく元気に好きなピアノに取り組み演奏活動が続けられるのは、この治療のお陰です。
本当に健康でなければ何事も努力だけで続けられるものではありません。
ピアニストはどうしても長時間同じ姿勢で練習する為、背中から首にかけて凝り固まり、血の流れが悪くなります。
又、まっすぐピアノに向かっている様ですが、体の重心は常に左足に掛かっており(右足はペダルを踏むことで重心を支えられません)、骨盤が少しずつ左に歪んできます。
職業によってもそれぞれ異なる体の歪みが起こる事は避けられません。
治療とは悪くなった所を治す目的ですが、もう一方悪くなるのを防ぐ効果があります。
普段から健康な状態であれば、少しの体調の変化にも気付き、病気を引き起こす原因を取り除く治療をして頂いています。
お陰様で私は時々軽い風邪を引く程度、あまり病気らしい病気にもならず過ごしてきました。
薬もビタミン剤すら服用していません。
本当の健康とはどういう事か、また一人ひとり違う体質の中で自分の体はどうかを正しく認識する事は大切な事です。
生きている限り、年だから「しんどい」とか「痛い」とか言わなくても良い生活を送りたいと念じています。
これからもこの治療を受けながら頑張りますので、大瀧先生どうぞ宜しくお願い致します。